「未経験エンジニアはきつい?」「文系からSEやプログラマーはやめるべきか?」を解説します。
この記事は、
・これからエンジニアを目指そうとしている。
・エンジニアになったけど、しんどいと感じている。
・エンジニアの適性があるか知りたい。
と思っている方の参考になれば嬉しいです。
私は、私大文系の経営学部出身です。
28歳で人事から、プログラミングをゼロから学び、エンジニアになりました。
エンジニアには、プログラミングスクールのTECH::EXPERTに3ヶ月通い、スクール経由の求人や転職エージェントの求人を受けなりました。
文系からエンジニアになって感じたことや、転職してエンジニアになって感じたことが多くあるので、以下でご紹介したいと思います。
【この記事で伝えたいこと】
・未経験からエンジニアはきついです。
・しかし、目指すのをやめるべきではない。
・全てはゴール設定の問題です。
Contents
未経験からエンジニアはきつい?
「未経験からエンジニアはきつい?」と聞かれれば、きついです!
きついポイントは、大きく2つあります。以下で解説します。
【未経験からエンジニアがきついポイント】
・未経験からエンジニアになるのがきつい。
・未経験からエンジニアになった後がきつい。
未経験からエンジニアになるのがきつい
未経験からエンジニアになるのは、きついです。
簡単にエンジニアになれると思う方が多いですが、以下の点がしんどいです。
【エンジニアになるのがきつい】
・学習範囲、学習量が膨大である。
・エラーが辛い。
・自社・受託開発への転職ハードルが高い。
学習範囲、学習量が膨大である
学習範囲が広いので、学習量が膨大でつらいです。私はスクールで基礎的な学習をしましたが、1つのアプリケーションを作るのに、多くの技術を学ぶ必要がありました。また、初心者から理解するには難しい内容も多く、悪戦苦闘しました。
エラーが辛い
エラーはかなりつらいです。Railsアプリだと、赤い画面でエラー表示がされます。何が間違っているか最初分からず、ただただつらいです。これを自力で調べて突破しなくてはならないことがストレスになります。
自社・受託開発への転職ハードルが高い
未経験からエンジニアを許容している求人は少ないです。また、その中から、自社受託開発をしているような企業を目指すにもライバルが多く難しいです。
人事から営業や、人事から経理などでしたら、年齢やポテンシャルなどで転職は簡単です。しかし、エンジニアを目指す場合は、ポートフォリオやエンジニアになりたい理由などを固める必要があり、準備すべき内容も多いです。転職準備にも時間を多くかける必要がありました。
未経験からエンジニアになった後がきつい
未経験からエンジニアになった後も、きついです。
教育に積極的な企業に入れれば良いですが、そうでない場合は最初はかなりつらいです。
【エンジニアになった後がきつい】
・新しい技術を常に学ばなければならない。
・転職者への風当たりは優しくない。
・年齢で求められる内容もありしんどい面もある。
新しい技術を常に学ばなければならない
エンジニアになって思うのが、学習を止めている暇がないことです。常に新しい技術や知識をキャッチアップしないとおいていかれます。特に、最初は基礎的な内容が定着している訳ではないので、基礎と応用を一度に身につけていかなければなりません。例えるなら、走りながら覚えるような状態なので、それに一定期間、耐える必要があります。
転職者への風当たりは優しくない
企業によりますが、転職者への風当たりは優しくないことが多いです。教育してくれるという甘い感覚で入るのは危険です。エンジニアの職業自体が自走を強く意識していますので、仕様や分からないこと以外は、基本自分で頑張る必要があります。
また、年齢が下の人から学ぶことも多く、良い人に出会えれば良いですが、基本面倒だと思われます。そこを負けずにいれるメンタルも重要になります。
年齢で求められる内容もありしんどい面もある
私は28歳で未経験からデビューしましたが、年齢的にはリーダーを任されるポジションです。これも企業によりますが、少し技術を覚えたらコーディング以外の仕事が増えていきます。入社当時から、技術をやりつつ、顧客との折衝やプロジェクト管理が求められました。個人的には技術的な追求が好きな方なのですが、エンジニアのキャリア的にはPMになるのが一般的なので、このような年齢的なスキルも並行して覚えていかないといけません。
文系からSEやプログラマーはやめるべき?
文系からSEやプログラマーはやめるべきか解説します。
結論は「目指したいならやるべき」です。きつい理由を上述しましたが、基本的には、未経験から何かを始めるなら、しんどいのは当然です。覚悟ができたなら始めて、挑戦する方が良いと思います。
私に言われなくても、決意が伴えば、反対されても目指すと思いますが(笑)
また、文系に適性がないと考える方はいますが、それは間違いです。プログラミングについては、筋トレと同じだと捉えてください。投下時間と成果が比例するような分野です。
仕事では、実装のセンスなど多少関係してきますが、高度な実装を行っている企業は少ないです。CRUDが基本で、デザインなどで少し工夫されているような違いしかありません。
実装できない理由は思いつかないからより、知らないからの方が多くなります。一度、知ってしまえば、応用は効きますし、他の言語でもイメージがわくようになります。
そのため、センスがないから厳しいということはないでしょう。知らない分野は覚えれば良いというスタンスが大事です。
ただし、プログラマーはロジカルシンキングが重要です。AならB、もしAならB、もしAでないならBなど、ロジカルに物事を考えていく必要があります。普通に生活している程度のことが理解できれば大丈夫ですが、絵空事で論理を組み立てる方はしんどいかもしれません。
そして、SEはコミュニケーションがかなり重要です。私が仕事をして感じたのは、癖の強い人が多いです。そういった方々と円滑に仕様を確認して、モノづくりが効率的にできるかが大切です。
文系理系で悲観する必要はないと思いますので、目指したいならやるべきです!
全てはゴール設定です!
未経験からエンジニアを目指す方に、ぜひ、一度立ち止まって考えていただきたいことがあります。
それは、あなたは1年後、3年後、5年後に、どこに到達していたいですか?
この質問にすぐに答えられることが重要です。なぜなら、目標や目標を達成するための動機がない場合、挫折する可能性が高いからです。
私自身がそうでした。。。
エンジニアになることがゴールで、それ以降を考えていませんでした。そのため、何でこんなに勉強しているのか、何でこのエラーを解決しないといけないのかなど、常にやりたくない理由を探すことが多くなりました。最終的には自分の目標を見つけて立ち直りましたが、ゴール設定がない場合は、本当にしんどくなります。
はっきり言って、エンジニアはしんどい仕事です。モノづくりはしんどいです。そのため、自分は何を作りたいのか、何を学びたいのか、そして、何を実現したいのかを、エンジニアとして5年スパンで明確にしておくことが重要です。
ぜひ、ゴール設定を明確にして、エンジニアで活躍する方が増えることを期待します。
蛇足ですが、私の場合は、エンジニアであることが最終的なゴールではありません。人事とエンジニアのスキルが合わされば、人事部門に戻った際に、希少な人材になるため数年間経験しようというスタンスです。あくまで、プログラミングは課題を解決する手段です。その意識は常に持った方が良いと思います。自分のゴールイメージを明確にすることが大切になります。
【エンジニアになる興味がある方向け】
未経験からエンジニアを目指す方法を知りたい場合は、プロに相談することをオススメします。就職からキャリア形成まで伺うと良いと思います。私も面談で不安な部分がクリアになりました。先ずは、知ることから始めましょう♪
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まとめ
「未経験エンジニアはきつい?」「文系からSEやプログラマーはやめるべきか?」を解説しました。様々な意見はありますが、目指したいならやるべきだと思います。
新しいことを始めるのに理由が必要だといいますが、未来のゴール設定がしっかりできていれば、どんどん取り組むべきだと思います。周りにどんなことを言われても、自分で自分の道を選ぶことが大切です。
また、エンジニアはきついですが、やりがいもあります。モノづくりを終えて、ユーザーの課題を解決できた時は嬉しいです。達成感はあります。マイナス面もプラス面も考慮して、ぜひ、未経験からでも検討すると良いでしょう。
