こんにちは!
今回は「転職面接で逆質問はいくつ準備するか?」、「転職面接で逆質問はいくつして大丈夫か?」、「最終面接で役員や社長に聞いても良い質問内容」について解説します。
逆質問でモヤモヤするのは、
「質問しすぎるとしつこいのかな・・」
「事前に何か考えておくべきかな・・」
「些細なことを社長や役員に聞いて大丈夫かな・・」
などが、あると思います。
私も「質問はありますか?」という質問が、選考に直結するのかと思い、恐る恐る顔色を伺いながら、面接をしていた経験があります。自分が面接官として面接をする場合は何も気にしないのですが、いざ、自分が候補者となると些細ねことでも気にしてしまいますね。
これから、そんなモヤモヤに答えるために、「逆質問を、事前にいくつ準備して、当日は目安の質問数が何個か」と、「最終面接で役員や社長に聞いても良い質問内容」を紹介します。
人事として「面接官」と、転職で「候補者」としての経験があるので、参考になれれば嬉しいです!
【この記事で伝えたいこと】
・逆質問は、事前に最低3〜5つ考えておく。
・当日は、気になることは全て聞いて大丈夫です。
・何でも大丈夫だが、会社のビジョンや方向性を確認した方が良い。
転職面接で逆質問はいくつ準備するか?
転職面接で逆質問を、どの程度用意しておくと良いか疑問に思うでしょう。
結論は、目安「最低3〜5つ」です。
面接時間は、大体1時間で設定されます。面接の構成は、用意した面接を半分、質疑応答に半分のように考えられています。
新卒の就活では用意した面接に的確に答えられるかが見られますが、転職の場合、スキルや価値観のマッチングになりますので、あまり堅苦しい流れにはなりません。会話ベースで面接が進んでいくことが定石になっています。
企業の本音は、質問の時間で候補者の不安を解消したいと思っています。企業によっては、会社説明を30分程度して、後は質疑応答で面接をする企業もあります。
そのため、先ずは、事前に企業研究をして質問を用意しておくことは重要です。折角の聞く機会を失うことになるからです。逆質問がない場合、選考には影響はないですが、聞いてくれた方が会話が続くので、面接官には好まれます。
また、最低3つ〜5つについては、当日3つ程度質問することを想定しています。事前に考えていた質問がなくなる可能性もあるので、5つ用意しておくと安心だと思います。後は、当日に疑問に思ったことを増やすスタンスで良いでしょう。
転職面接で逆質問はいくつして大丈夫か?
逆質問が多くある方は、いくつまで質問をして良いか疑問に思うでしょう。
結論は、気になることは全て聞いて大丈夫です。
嘘だと思うかもしれませんが、面接官としてはその場でマッチングを確認したい気持ちが強いです。後から、条件交渉で、ズルズル質問をされるのは、かなり面倒です。対面でのコミュニケーションが一番早くて正確だからです。
そのため、気になることは全て聞いてください!
逆に、その場で答えられないことは、後日回答する旨を伝えます。少し主旨とずれますが、その場で答えられないことを聞いたら、自動的に次の選考に進める可能性が上がります。なぜなら、質問が保留の状態でお見送りをすることは心象的に行わないからです。
少しテクニック的なこともお話しましたが、根底には、自分が納得して会社に入れるかどうかです。石橋を壊れるまで叩けとは言いませんが、転職にはそれなりのパワーを使いますので、何度も繰り返すと疲れると思います。
自分の理想に近づくためにも逆質問は有効な手段ですので、ぜひ、積極的に活用してください。逆質問を選考と捉えないで、自分がマッチングの面接をしているスタンで大丈夫です。

最終面接で役員や社長に聞いても良い質問内容
最終面接は社長や役員とすることになります。その際、どのレベルの質問までが許容されるか疑問に思うでしょう。
結論は、あまり稚拙なことを聞くと見切られるので、会社のビジョンや方向性をメインに質問をしましょう。つまり、些細な質問は最終面接以前にクリアさせておきましょう。
優秀な人材は質問がうまいです。聞いてくる内容が的を得ています。質問力が下手だと、質問をしないことよりもマイナスの評価になってしまいます。なぜなら、一緒に働きはじめても同じように質問されると思うからです。
また、私は最終面接で一番確認しないといけないのが、会社のビジョンや方向性だと思います。転職に失敗する人は、この確認をしないで、ネームバリューを選びます。もちろん、ネームバリューがある企業は福利厚生など良いかも知れませんが、
「何のために働いているか?」
の答えがでない限り、いずれ必ず虚しくなります。
会社に入ると役員や社長と話せる機会は少なくなってしまうので、この機会に腹の内を全て聞いておくことが重要です。
優秀な社長は、会社の問題を含めて、適切に答えてくれます。逆に、答えられない役員がいる企業は、道を彷徨うことになるので、辞退した方が良いでしょう。やるべきこと、会社が何を目指すかは重要な内容になるので、必ず言葉で確認しましょう。
私は現在エンジニアになりましたが、決め手は、社長が伝えてくれた事業の方向性でした。攻めと守りを的確に話して頂き、そして、自分がどのポジションで、どれくらいの期間で独り立ちして欲しいかまで、伝えられました。未経験のエンジニアにそれだけ賭けてくれるのは、凄い嬉しかったです。得意な人事としてではなくてです。このように、優秀な社長であれば言霊が宿って、あなたの印象に残ると思いますので、そういう感性も大切にして欲しいと思っています。
まとめますと、最終面接では会社のビジョンと方向性を直接聞いて、自分がその働き方やミッションに納得できるかを確かめましょう。


まとめ
転職面接の逆質問について解説しました。先ずは、事前に逆質問は準備しておきましょう。そして、当日は何個か質問をして、この企業で勤めて自分が納得できるかを確認しましょう。
また、最終面接で役員や社長に会う場合は、会社のビジョンや方向性を語れる企業なのかを確認できる良い機会です。何もないで終わらせず、壮大な夢でも聞いて見ると面白いと思います。
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