未経験からエンジニアを目指す方、この質問は必ず聞かれます!
ですので、面接対策は必要になります。
実際、私が未経験からのエンジニア転職中は、10社程度企業を受け、全企業で聞かれています。また、エンジニアになりたい理由が「曖昧」という理由で数社落とされもしました。
これから、転職面接で「未経験からエンジニアになりたい理由」を聞かれた際の答え方と回答例を解説します。
【この記事で伝えたいこと】
・「きっかけ」が深掘りされる。
・前向きな理由を回答する。
・理想のエンジニア像も考えておく。
Contents
「未経験からエンジニアになりたい理由」が聞かれる意図
未経験からの転職面接において、この質問に答えられることが最も大切です。
理由は、ポテンシャル採用においては、技術やスキルよりも「動機」や「モチベーションになる源泉」が重要とされるからです。どれだけ早く技術をキャッチアップできるかが注力されることになるため、行動の原動力になるこの質問が重要な位置付けとなります。
以下で、この質問の意図を解説します。
【エンジニアになりたい理由が聞かれる意図】
・純粋にきっかけを知りたい。
・理想のエンジニア像が確認できる。
・覚悟を確認できる。
純粋にきっかけを知りたい
純粋に、何でいきなりエンジニアになりたいのか気になると思います。何がきっかけで、どんな考えでエンジニアを目指そうと考えたのかは興味が湧きます。特に、畑違いの方だと、余計気になる内容になるでしょう。私の場合は、人事からSEだったので「何がきっかけになったか」結構深掘りされました。
理想のエンジニア像が確認できる
この質問で、「どんなきっかけ」で「何を思って」、「どんなエンジニアになりたいか」が確認できます。つまり、なりたいエンジニア像が把握できます。
例えば、営業をやっていて、営業管理ツールに不満を感じ、自分で開発をしたいと考えた方ですと、技術的な専門職を目指すというよりは、SEを目指したいのかなと思います。逆に、プログラミングの楽しさやモノづくりの面白さをきっかけにしている方は、技術的な専門職を目指したいと感じます。
このように、どんなエンジニアを目指したいかを確認して、自社に合うかが確認できることになります。
覚悟を確認できる
この質問によって、本当にエンジニアになりたいかを確認できます。きっかけが曖昧であったり、見当違だったりすれば、他の選択肢を検討した方が良いと思うでしょう。本当にエンジニアになりたい覚悟を確認するためには、そう思った経緯を伺うのが一番なので、この質問は大変有効と言えます。
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「未経験からエンジニアになりたい理由」の答え方
「未経験からエンジニアになりたい理由」の答え方を以下で解説します。
重要なのは、なりたいエンジニア像との一貫性があることです。この部分が弱いか曖昧だと落とされることになるので注意が必要です。
【エンジニアになりたい理由の答え方】
・きっかけを含めて回答する。
・前向きな理由になるようにする。
きっかけを含めて回答する
エンジニアになりたい理由は、きっかけが大切です。エンジニアになろうと意識したタイミングがあるはずです。その根底にあったきっかけをあわせて回答しましょう。
私の場合、人事システムの操作性に不満を持って、どうにかならないかと考えたのがきっかけでした。そして、以前に体験会などで触れたことがあったプログラミングをやってみようと決めました。
前向きな理由になるようにする
理由が「前向き」かつ「技術的な課題を解決したい」となることが理想的です。なぜなら、プログラミングは手段であり、何か課題を解決するために発展してきた領域だからです。
「お金が欲しい」や、「手に職をつけたい」というような考えを解決するための手段ではないので注意が必要です。本音では、「働きやすい未来」を望んでいても、転職面接ではあまりオススメできないので、前向きな理由となるようにしましょう。
「未経験からエンジニアになりたい理由」の回答例
未経験からエンジニアになりたい理由の回答例をご紹介します。私が面接で伝えていた内容なので、参考にして自分でアレンジしてみてください。
【エンジニアになりたい理由の回答例】
未経験からエンジニアになりたいと考えた理由は、顧客の課題を解決できるような仕事がしたいと考えたからです。きっかけは、前職の人事業務においてERPパッケージやWEBサービスを利用する機会が増えたことです。複数のサービスを検討しましたが、システムの仕様ありきで検討を進められてしまうことが多く、結果的に実際欲しいと思っていた機能とは少しずれたシステムを導入することになってしまいました。この経験から歯がゆさを感じ、自分で作れるようになれば良いという思いが芽生え、エンジニアを目指そうと決意することになりました。
ここから深掘りされる内容は、
何で、プログラミングなの?
以前、プログラミング体験会に参加して、おみくじアプリを3時間くらいかけて作成した経験がありました。先日までは、学習を進めていませんでしたが、その体験でプログラミングは楽しいと感じていまして、興味を持っていました。
プログラミングに触れる機会が以前にあったのですね!
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「未経験からエンジニアになりたい理由」の注意点
「未経験からエンジニアになりたい理由」の注意点は、「理由が曖昧にならないこと」です。曖昧な理由では、面接で落とされます。私も落とされた経験があるので断言できます。
落ちた面接では、漠然と「モノづくりがしたい」だけで回答していました。しかし、そこで深掘りされるのが、「何でエンジニアなのか?」、「何でプログラミングなのか?」という内容でした。内省が甘かったと今では反省しています。
そのため、深掘りの質問にも答えられるように、理由づけを曖昧なままにしないようにしましょう。また、この深掘りは本当に自分がやりたいことも見えてきます。曖昧なきっかけと向き合うことは大切ですので、ぜひ、振り返ってみてください。


まとめ
未経験からエンジニアを目指す際の答え方や回答例を解説しました。しかし、このロジックは未経験から何かを目指す場合にも使えます。全てにおいて、きっかけとなる体験は聞かれるからです。このきっかけを上手くありたい姿とリンクさせて答えられるかが大切になります。ぜひ、その視点を持って転職面接対策をするようにしましょう。
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