入社して間もなく、就職先を間違えたと後悔する方はいるでしょう。就活の時には良く見えた企業でも、入社してそのイメージが一変することは往々にしてあります。これから、第二新卒期間に転職を考えた方々に対し、第二新卒向け特化転職サイトとおすすめエージェントをご紹介します。
【この記事で伝えたいこと】
・先ずは、今の市場価値を確かめる。
・特化型の転職サイト、エージェントを活用する。
Contents
第二新卒とは何か?
最近よく耳にする「第二新卒」という言葉ですが、意味や定義は曖昧です。企業や転職総合サイト毎に定義されていることが現状です。そのため、ここでは以下のようにご紹介します。
第二新卒とは
卒業後、3年以内の25歳前後の若手求職者
ポイントは、既卒で年齢が若く、就業経験が浅いことになります。一人前ではないが、ある程度「仕事の進め方」を知っていて、「ビジネスマナー」が身に付いている候補者という位置づけです。ここで、
第二新卒の採用情報はいつまであるのか?
と疑問に思う方がいるでしょう。企業毎に第二新卒の範囲が異なるので、一概には言えませんが、既卒5年目以内であれば、第二新卒扱いで転職活動を進められる可能性があります。年齢については、既卒時点で留年や浪人など、ストレートで進んでいる方だけとは限らないので、若手と呼ばれる30歳以内くらいと捉えておきましょう。
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第二新卒のメリット、デメリット
第二新卒の企業側、候補者側のメリットとデメリット(リスク)は以下です。候補者の視点で捉えるだけでなく、企業側の視点に立つことも忘れないようにしましょう。複数の立場で物事を捉えることは大切です。
【企業側のメリット】
・入社後、研修コストが削減できる。
・組織文化に染まり切っていない。
・最低限のビジネススキルを持っている。
【候補者側のメリット】
・スキルや実績を過度に重視されない。
・ポテンシャルが重視される。
⇒纏めると、
柔軟性のある即戦力となる人材
を獲得できることがメリットです。
企業側の視点では、他社で最低限ビジネススキルを身につけた人材を獲得でき、教育コストなどを削減できます。また、就業経験が浅いことから、前職の組織文化に染まり切っていない、これから自社のカラーに染められる人材となります。中途ですと、前職のやり方等にこだわり、上手く自社にフィットすることができないリスクがあります。そのようなリスクが少ないのはメリットです。そして、候補者側の視点では、新卒よりのポテンシャル採用となるため、異業種、異分野のチャレンジが可能となります。第二新卒以降は、前職の成果の再現性や専門的なスキルが見られるため、異業種チェレンジするには絶好の時期でしょう。
【企業側のデメリット】
・早期退職のリスクがある。
【候補者側のデメリット】
・長続きしない人材だと思われがち。
・最低限のビジネススキルがあると思われる。
⇒纏めると、
長続きするか不安な人材
がデメリットです。
企業側、候補者側の視点で、早期退職者の位置づけになるので、次も同じような理由ですぐに辞めるのではないかと、長続きしない人材として見られることになります。候補者は転職理由を明確にし、企業へ本気度を見せる必要がありますし、企業はその候補者をしっかり見極める必要があります。
市場価値を確かめてみよう
転職を思い立ったら、すぐに転職サイトに登録して動くのではなく、先ずは現時点の自分の市場価値を確かめることが重要です。現時点でオファーが来る会社はどのような企業か、市場で自分がどのような立ち位置にあるかを確認し、自己分析することは大切です。どうしても転職は1点に集中しがちですので、全体像を俯瞰するためにも、市場価値を確かめた後に、転職活動を始めるようにしましょう。ここでは、簡単な質問で市場価値を確かめられるツールとして、ミイダスをおすすめします。無料で市場価値を確かめてみましょう。
【ミイダスのメリット】
1.市場価値を簡単に確かめられる。
2.属性と年収相場が分かる。
3.年収データが公開されている。
第二新卒向け特化転職サイト!
市場価値が分かった後は、転職サイトを活用して進めていく段階になります。以降で、第二新卒向けの特化転職サイトをご紹介します。就業経験が浅いから、どこにも行く場所は無いと嘆くことなく、転職サイトを活用して、理想の転職を実現していただきたいと思います。先ずは、特化サイトについて解説していきたいと思います。
何故、特化型転職サイトが良いのか?
第二新卒時期に転職を考えた人が、
何故、特化型の転職サイトを選ぶのが良いか?
と言いますと、以下2点がポイントとなっています。
・紹介される求人が限られる。
・第二新卒を前提としたサポートが受けられる。
「紹介される求人が限られる」ことについては、総合転職サイトですと、求人紹介数が多くても就業経験が浅いからと言って、紹介案件が狭められます。第二新卒として、紹介案件が探されるのではなく、一般的な転職者として振り分けられるため、実績やスキルの点が弱みとなってしまいます。それに対し、第二新卒の特化型転職サイトですと、前提が第二新卒ですので、あなたの希望に合う企業が紹介されやすくなります。
「第二新卒を前提としたサポートが受けられる」ことは、転職エージェントや第二新卒に絞ったサポートが受けられることにより、効率的に転職活動を進めることが可能になります。転職経験者がキャリアカウンセラーになることが多く、同じ悩みや葛藤を共有できるので心強い味方になるでしょう。
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第二新卒向け特化転職サイト比較!
代表的な第二新卒向け特化転職サイトをご紹介します。それぞれのメリットを確認し、自分に合う特化型転職サイトを活用しましょう。また、登録して合わない場合は、別の転職サイトも検討することで、選択肢を広げることができます。
「マイナビジョブ20’s」
評判とおすすめ理由は、適性検査を含めキャリアカウンセリングの質が高いことです。転職経験を持つキャリアカウンセラーで構成され、同じ視点で転職活動を進めてくれます。自分でも気づかないあなたの強みや適性を見つけてくれることになるでしょう。是非、関東地方、関西地方、東海地方の方は活用するようにしましょう。登録はこちらから。
【マイナビジョブ20’sのメリット】
1.内定まで徹底サポート
2.20代転職を熟知しているキャリアアドバイザー
3.東京・関西・東海地方の転職に強い
「ウズキャリ第二新卒」
評判とおすすめ理由は、転職サポートが充実していることです。オフィス面談を受けることが前提となりますが、面談による多くの時間をかけた徹底的なサポートは魅力です。その分、拘束時間は長くなる可能性もありますが、本気で転職を考えている方には是非おすすめです。登録はこちらから。
【ウズキャリ第二新卒のメリット】
1.内定率83%以上
2.ブラック企業を徹底排除
3.候補者の方に寄り添ったサービス
まとめ
第二新卒期間に転職を始める方は、先ずは現時点の市場価値を確かめるようにしましょう。やはり、自分を客観的に捉えることが最初のステップになるからです。また、転職サイト、転職エージェントは、特化型をおすすめします。第二新卒を念頭に置いているカウンセラーの方が手厚いサポートを受けられますし、第二新卒特有の悩みも共有できます。是非、特化型転職サイトを活用して、有意義な転職活動を進めていきましょう。