転職ノウハウ

転職理由の面接答え方対策と回答例文!履歴書と職務経歴書には書く?

転職活動中は、転職エージェント、企業面接官、友人や親含め、様々な方から「転職理由」を伺われることになります。友人や親であれば本音でお話しても大丈夫ですが、転職エージェント、企業面接官に本音で話すことは多少リスクがあります。これから、転職理由の答え方と回答例文について、企業側の視点も合わせて解説していきます。

【この記事で伝えたいこと】

・転職理由は「志望動機」と関連付ける。

・転職理由は「本音を建前化」する。

・転職理由は履歴書等に書く必要はない。

転職理由が聞かれる理由とは?

皆さんは、

何故、転職理由が聞かれると思いますか?

友人や親であれば、心配や気遣い、興味本位などの理由でしょうが、企業面接官の目的は何でしょうか?

答えはシンプルです! 皆さんが、

求める人物像に相応しいかを確認するためです。

この内容ですと、少しざっくりしていますので、詳しく説明しますと、

この質問の狙いと意図は、

転職理由が逃げや環境要因に左右されていないか?

を確認することにあります。給与が低い、職場環境が良くない、人間関係が良好でないなど、現職(前職)から逃げるための理由を語る方は、入社後も同じことを考え、転職を繰り返す可能性が高いです。厳しいようですが、企業は、どんな環境でも主体的に業績に貢献できる人材を求めています。環境を理由に逃げている人間は、不活性人材の位置づけとなりますので、売り手市場と言えど、欲しいと思う企業はないでしょう。このことを念頭に置いているか、いないかで、転職の成功を左右すると言っても過言ではありません。環境からの逃げは転職理由としてはNGですので注意しましょう。

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転職理由の面接答え方対策

面接での転職理由の答え方対策として、先ずは、適切な転職理由を考える必要があります。適切な転職理由とは、質問の意図を汲み取った理由ということです。意図は上述で解説しましたので、これから、転職理由を答える際の「本音の建前化」いうテクニックをご紹介したいと思います。

本音の建前化とは?

早速、言葉の定義ですが、

本音の建前化とは、

本音を企業向けの内容にアレンジすることです。

具体的には、皆さんが「給料が低い」という本音を抱えていたとします。その理由をそのまま伝えた場合どうなるかは想像つきますよね?ここで、「本音の建前化」が必要となります。つまり、企業向けに本音を言い換えるということです。今回の「給与が低い」という例ですと、「〇〇な仕事で高い貢献をしたい」というように言い換えるとどうでしょう。この言い換えは、給与が低い理由は貢献度が低い仕事をしているからで、仕事の質、内容を向上して高い業績を出せば、給与が高くなるという考えがあります。単純な、「給与が低い」という理由を、このように変換することで、企業にはポジティブな転職理由として伝えることができます。

また、転職理由を答える場合の大前提ですが、自分の価値を提供してあげるというスタンスが重要です。自分を安売りしない姿勢は大切ですので、この前提で「本音の建前化」を行うようにしましょう。

以下、参考例として、「本音の建前化」で言い換えた例をご紹介します。

人間関係・上司・パワハラ要因

・上司のやり方についていけない。

・上司の態度が悪い。

・パワハラを受けた。

・同僚と合わない。

⇒本音の建前化

「様々な経験をお持ちの皆さんとコラボできたらと考えたからです。」

給料・残業・非金銭的報酬要因

・給料が低い。

・評価制度が納得できない。

・風土や文化に馴染めない。

・福利厚生が不十分である。

⇒本音の建前化

「〇〇な仕事で高い貢献をしたいと考えたからです。」

転職理由のポイント

転職理由を考える際、以下2点がポイントとなります。

志望動機と関連付ける。

与えられる価値を意識する。

「志望動機と関連付ける」ことについては、志望動機は転職理由の延長線上にあります。志望動機では、自分のやりたいことをPRすると思いますが、そのやりたいことをするために前職を辞めるという流れが重要になります。また、この流れに一貫性が無いと、面接官は違和を感じます。志望動機が〇〇に貢献したいという内容であれば、転職理由は〇〇に貢献するための挑戦というようになります。このように、志望動機と確認して、一貫した流れが見れるかは確認しておきましょう。

「与えられる価値を意識する」ことについては、転職理由が逃げとならないように意識することです。あくまで、前職(現職)から逃げるための理由とするのではなく、貴社で〇〇の価値を与えるために転職を決意したというスタンスをとるようにしましょう。蛇足ですが、僕らのヒーローアカデミアというアニメのオールマイトが言う「私が来た!」という名言。それくらい堂々としていると良いでしょう。彼くらいのヒーロー感があれば間違いなく、採用だと思います(笑)。

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転職理由を答える際の注意点

転職理由を答える際、以下2点がポイントとなります。

俯き気味で、ネガティブに答えない。

媚びた態度をとらない。

「俯き気味で、ネガティブに答えない」ことについては、転職理由が逃げにならないようにと関係しますが、ハキハキとしない姿勢は自信の無さと捉えられます。転職において、「自信」が無いのは致命傷になります。何度も言うことになりますが、転職のスタンスは「自分の能力を提供しますが、いかがしますか?」ということです。緊張はしても、堂々と話す、ビビッて委縮しないように気をつけましょう。

「媚びた態度をとらない」ことについては、本音の建前化で企業のニーズを満たしすぎて自分の本意が無くならないように注意しましょう。あくまで、転職は自分の価値観、想いがスタートです。そこを曲げて、自分を見失わないようにすることは大切です。媚びて入社しても、入社後も媚びるのが仕事になってしまいますので注意しましょう。

転職理由回答例文

現職(前職)では〇〇を担当していました。〇年間〇〇に従事して、〇〇の知見を幅広く身につけてきました。そんな中、今後、貴社が〇〇事業に取り組むことを伺いまして、他業種となり私にとっては新たな挑戦の意味合いが強くなりますが、私の〇〇な経験が異色な人材として、貴社の〇〇に貢献できると思い、今回転職を決意しました。

転職理由は履歴書と職務経歴書に書く?

「転職理由、退職理由」を履歴書や職務経歴書に書く必要はありません。履歴書や職務経歴書は書類選考で、皆さんの経験とスキルを確認するものです。そのため、そこに記載する内容は自己PRと志望動機に注力する必要があります。空白期間、転職の回数が多いことなどは、面接に進んで始めて、転職理由、退職理由として伺われる内容です。書類記載で、転職理由の言い訳をすることは逆にマイナスイメージを与えることになります。細かいことは気にせず、「自分の与えられる価値」を履歴書と職務経歴書には記載しましょう。

まとめ

転職理由は「本音の建前化」をした内容を回答するようにしましょう。皆さんの転職理由の本音が、企業のニーズに合う内容であれば良いのですが、大抵の方の本音は「不安、不満の解消」でしょう。不安や不満を転職先にお話したところで、面倒な人だと思われるだけです。また、履歴書と職務経歴書は自己PRに注力しましょう。退職理由は面接で聞かれる内容としておく、書類には書く必要はないので注意しましょう。