無職からの転職活動は辛いですよね。私も無職状態で焦って、不安を人に八つ当たりするなど、不安定な時がありました。今振り返ると、周りに迷惑をかけたなと思い反省しています。でも、この経験から悩み疲れた状態の解消方法を学んだと思っています。これから、そんな私の体験から、
「無職で転職活動が辛いこと」、
「不安で悩み疲れた状態からなんとかなる方法」
をお話したいと思います。私の試行錯誤でもあるので、役に立つことがあると嬉しいです。
【この記事で伝えたいこと】
・無職に過剰反応しない。
・不安は書き出すと楽になる。
・動いていれば気が楽になる。
Contents
無職が不安な理由
私が無職で不安に感じていたことは以下でした。先ずは、自分が何を気にしているか紙に書き出して可視化することをオススメします。これだけで、少し楽な気持ちになります。
【無職が不安な理由】
・収入がない。
・将来が分からない。
・孤独を感じる。
お金の問題
収入がないと食べていけません。そして、一番不安になるのが貯金が無くなっていく過程です。前に進めてないのに、消費だけが進んでいくのが怖くて堪らなかったです。残り何ヶ月で貯金がなくなる、それまでに収入をどこから得るかなどは過敏になっていました。生きていくにはお金は必要なので不安源でした。
将来の問題
このまま働けないと、どんな人生になるのか不安でした。働かないといけないという固定概念に潰されそうになったのを覚えています。何でも良いから働かないとと焦りました。また、家族に申し訳ない気持ちもありました。家族を不安にさせてしまったことに、自分は何をやっているか自責の念がありました。
他者比較の問題
周りがやけに輝いて見えました。活躍している同年代の人間が羨ましくて、ここで立ち止っている場合じゃないと思いました。人は人なのですが、先を越されたなど思ってしまい、辛く感じていたのを覚えています。他者と比較して、自分がダメだと不安になることは多いと思います。
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無職は、案外なんとかなる!
先程、不安だったお話をしました。しかし、実は無職はなんとかなる理由をお話します。
【なんとかなる理由】
・時間が生まれる。
・怖いものがなくなる。
時間が生まれる
無職がなんとかなる理由は、何かをする時間が無限にあることです。つまり、お金さえクリアできれば、今まで仕事をしていた時間を費やして、何かができることになります。多くの方は企業に所属して、会社に時間を捧げて生活をしています。
しかし、無職の場合は自分のやりたいことだけに時間を費やすことができます。そのやりたいことに集中できるのは強いです。何か空白が生まれれば、そこに何かが埋まるのは世の常です。
また、無職で何もしない選択をしても、何もしないことを飽きてきます。そしたら、何かを始めようという意識が生まれて行動を起こすと思うことになると思いますので、無職に対して悲観する必要はないと思います。
怖いものがなくなる
世間に対する責任がなくなります。そして、何もないので怖いものがなくなります。これ以上悪くも良くもならないのが無職です。仮に、転職活動で企業から落とされても現状は変りません。受かったらラッキーで、受からなかったら現状維持だけなので、逆に吹っ切れることになります。持たざる人は攻めるしかないので強くなれます。
悩み疲れた状態からの解消法
私が実践した解消法をご紹介します。少しでも参考になると良いです。
【解消法】
・寝過ぎない。
・昼間は太陽を浴びる。
・温泉のサウナで汗を流す。
・毎日少しでも行動する。
・不安を書き出す。
寝過ぎない
寝すぎるとやる気がなくなります。無職になって最初の頃は、2度寝ばかりしてました。特に、9時間以上寝ると頭が痛くなって動きたくなくなることが分かりました。そのため、少し眠いくらいで必ず起きるように徹底しました。生活時間を整えて、夜に寝て朝に起きる習慣は大切にすると良いでしょう。
昼間は太陽を浴びる
家でこもることを無くしました。私は毎日外にでる習慣を身に着けるために、マクドナルドで珈琲を飲むようにしました。すると、どこかに移動することが、体を少しでも動かす運動になって気持ちはリフレッシュされるようになりました。
温泉のサウナで汗を流す
温泉のサウナで汗を流すのは、かなり有効でした。元々、温泉が好きだったのもありますが、汗を出し尽くしすだけで、心まで洗い流されたような感覚になれました。個人的には、悩んでしんどくなったら、サウナに行くのをオススメします。
毎日少しでも行動する
毎日少しでも行動することは効果的です。どんなに小さなことでも、自分は停滞していないと褒めてあげることは良かったです。例えば、本を少し読んで、こんな考え方を知れて学ぶことができたなど、毎日振り返って寝ることをしました。すると、不安な気持ちは緩和されて、今を大切にする意識が芽生えました。
不安を書き出す
何かモヤモヤしたら、紙に書き出すことをしました。不安な状態は、何が不安なのか、どれくらい不安なものがあるのか、分からないこと自体が不安になります。不安の理由で書き出すようにお話しましたが、やはり可視化は対策を考えるためにも有効です。騙されたと思って、今思っていることを紙に書き出すことを是非してみてください。
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無職で転職活動が辛い理由と対処法
何故、無職から転職活動が辛い?
先ずは、この質問を自分で考えてみてください。私が思ったのは以下です。
【理由】
・企業側が無職の空白期間を気にするから。
【対処法】
・空白期間を勉強期間と自己PRする。
・勉強期間で得られた成果物でPRする。
【私の場合】
・プログラミングのスキルを身につけてPRした。
それは、企業側が無職の空白期間を気にするからです。
企業は、空白期間に何をしていたかを聞いてきます。無職という空白期間に、良い印象があまりないのが日本です。人事仲間と情報交換した際も、新卒採用ですら留年や浪人期間にチェックをつける慣習があったりします。ストレートが王道であるという認識が強く、人材の質は空白がないことが基準になっているのが世間です。そのため、中途でも無職は空白期間として捉えられますし、意識されてしまいます。
この無職から転職活動の対処法は、空白期間を勉強期間と自己PRすることです。そして、その勉強の成果を持って企業にPRすることです。この対処をしないと、無職だけでスルーされてしまいますので注意しましょう。私はプログラミングでこの無職からの転職をしましたので、興味のある方は以下を参考にしてみてください。また、プログラミング以外でも手段はいくらでもあると思いますので、やりたいことに合わせて戦略を練るのが良いと思います。

まとめ
不安で辛くなったら、紙に書き出して何がモヤモヤしているかを特定することは大切です。これだけで、かなりの気持ちが楽になると思います。私は紙に書き出すことをして、その要因を個別で向き合うことで不安な気持ちを解消していきました。
また、転職活動においては、随時足りないことを補充していけば良いと考えれば、気持ちは楽になります。スキルが足りないなら、そこを勉強すれば良いと、少しでも前に進む考え方さえあれば大丈夫です。何もない状態が無職なので、一歩一歩の積み重ねが大切だと自分に言い聞かせて、日々の小さな成長を実感していきましょう。